不動明王さまの遷座式の話

 

先月わが家に来られた不動明王さまは、お祀り用の棚をとりつけるまでの間、仮安置になっていました。

やっと棚にご安置できたので、11月11日の愛犬ソフィーの1周忌といっしょに、お不動さまの遷座式を行うことにしました。

 

11月11日ということで、11時から、まずはお不動さまの遷座式を行いました。

超次元世界の尊星王帝柱のある部屋の一角にお不動さまをお祀りし、お酒やお供え物をしました。

山田が冠をかぶって、格衣を着て行います。

 

開始のごあいさつをして、不動明王さまのご開運をお祈りします。

「おかげさまでありがとうございます。

宇宙の大いなる意志、大調和に基づく天命もちて、

とってもありがたい不動明王さまの一霊四魂のいやますますのご開運をお祈り申し上げます」

 

そして、不動明王さまの真言を錫杖に合わせて3回唱えました。

さらに、山田が「不動明王さまのご開運に最適な原則界の光のマニ宝珠の大神さま」をさしあげました。

この時、山田の声が自然と、身体内におられる大マハーアチャラナータ(大不動明王の王)さまの声になりました。

 

最後に、帝柱の場におられる偉大なご存在たちにごあいさつとご紹介をしました。

「本日、山田家に不動明王さまを正式にお迎えさせていただきました。

皆々様とご一緒に今後働かれる予定ですので、どうぞ、よろしくお願いいたします。オー(警蹕)」

すると、《すでに働いていますよ》とのことでした(笑)。

 

その後、不動明王さまに私が用意していたいくつかのご質問を、山田を通してさせていただきました。

こんなタイミングでないと、なかなかお聞きできないですから…(^^;

以下は、不動明王さまのお答えです。

 

Q.新しい環境はいかがでしょうか。現在はどのような状況にありますか。

 

A.長い間拝まれなかったので、寂しかった。ほっとした。

やっと自分の働き場ができた。今後は山田家の守護神になる。

 

実家で1年半以上、空き家になっていてお祀りできなかったのですが、

神仏はやはり人間に拝まれないと元気が出ないのでしょう。

ただ、この間もミロク原則界業の時はこちらに来られたり、活動はされていたようです。

 

Q.お不動さまにはどのようなことをお願いしてよろしいでしょうか。

 

A.守護と、体のことはお願いしなさい。

ただし、あなたたちには産土の守護曼荼羅のご存在たちがついているのだから、そちらを中心にしなさい。

私も守護曼荼羅の中に入ると考えてもらってよいだろう。

ただ、形(仏像)としてはあるのだから、お願いするのはよろしい。

 

不動明王は五大明王の中心で五臓六腑に働くので、特に五臓六腑の関係は得意なのです。

だから、体(病気とか健康面)のことはやってあげられるそうです。

 

Q.これからどのような活躍をされたいですか。志をお聞かせください。

 

A.幽斎神事やミロク原則界業に参加する。

それがそのまま、地球の調和とか人類の平和につながる。

しかし、自分がやるのは地球のことまでだ。

太陽系のことに自分は関与できない。あくまでも身近なところをやる。

今後、自分自身もバージョンアップしていくだろうから、そうしたらまた働きが変わっていくだろう。

ミロク原則界業に参加できるのはとってもうれしい。

やっと、自分が大きく働ける場所を提供してもらった。ありがとう!

 

不動明王さまのバージョンアップは進んでいるそうです。

ここの場で、超次元世界からの顕現神である天御光永遠大御神さまがご開運してくださっているそうです。

また、神仏どうしの交流も活発に行われているようです。

 

Q.(母方の)祖父がお祀りしている時はどのような働きをされましたか。(祖父とお不動さま記事)

 

A.〇〇家(母方実家)の守護と、祖父が人のために祈願していた、病気をよくするための不動明王の力をあげていた。

祖父はいい人だった。いい人だったのだけど…。

 

祖父は加持祈祷とか人に頼まれて、お金をもらわずにやってあげていたそうです。

人間としては人助けで「よけれ」と思ってやっていても、

不動明王さまにとっては「ちょっと…」というところもあったようです。

 

ちなみに、このお不動さまは一時期、拝み屋さんのところに預けられたことがあるのですが、

《イヤだった…!》そうです(笑)。

神仏に人間が無理な祈り込みをすると弱ってしまうのです。

だから「ご開運」が必要になるわけです。

 

Q.祖父が祈祷の時は武士の言葉になったというのは、お不動さまが直接降りていたわけではないですね。

指導霊が現れたのでしょうか。

 

A.ちがう。祖父の「前世の自己」だ。

「前世の自己」が祈祷している時に現れていたのだ。

「前世の自己」と「現世の自己」で話しをしていたわけだ。

 

あなたの祖父は前世から、われ(不動明王)をずっと拝んでいた。

前世は修験者だったのだ。武士だったが、後に出家して修験者になった。

だから、現世でも修験道的な祈りをするので、「やれやれ」というところもあったけれど、

この人間の純な心に応じて、やってあげたのだ。

 

ここで、予定外の前世リーディングになりました…(笑)

そして、山田も前世で不動明王さまを拝んでいたのです。

 

あなた(山田)も、前世であなたの守護神だった不動明王に、今世でも若い頃から守ってもらっていたでしょう? 

あなたたちが結婚したのも不動明王の縁もあるのだ。

産土さまの縁もあるし、いくつもの縁の中で結婚したのだよ。

  

Q.いずれ私や子孫がお祀りできなくなった時に、お寺にご供養をお願いすることをお許しいただけますか。

その時は自発的に離れていただきたいのですが。

 

A.お寺にご供養をお願いするのはやむを得ないだろう。

そのことを今、あなた(山田)から正式に言ってほしい。

 

ということで急きょ、山田が「ミロク銀河鳳凰天尊」となって不動明王さまに宣言をすることになりました。

 

「ミロク銀河鳳凰天尊、不動明王さまに願いまつる。

山田家が不動明王さまのお像をお祀りできなくなった時は、自発的にこのお像からお離れください。

そして、不動明王さまがご活躍できるところで活躍するように、自発的に行動するよう願い奉る。オー」

 

これでいわゆるウケヒになります。これで大丈夫です。

もうお祀りするのは無理だなと思ったら、このウケヒが有効になって、

自発的に行くべきところに行っていただくことになります。

 

ただし、普通の人はこの方法は無理なので、

きちんと信頼できる寺院の僧侶にお願いした方がよいということです。

安易に仏像を購入する人がいますが、仏像はミタマが入るため、勝手に売り払ってはいけないのです。

最後まできちんと対応する自信がない人は、仏像はもたない方がよいでしょう。

 

以上で、不動明王さまの遷座式を拍手で終了しました。

この後、愛犬ソフィーの1周忌を行いました。(この話は次回)

 

11月11日不動明王様遷座式
11月11日不動明王様遷座式