前世セッションの解説⑤ 前世セッションは占いではなく「神事」である&格衣の話

 

山田は前世リーディングや直霊の大神さまのメッセージをいただく時は、格衣(かくえ)を着用します。

(格衣とは、神職が着る略服の羽織です)

 

これは、原則界のご存在や産土の守護曼荼羅の神仏たち、受講者の一霊四魂への「敬意」の意味もありますが、

前世セッションが「占い」や「運命鑑定」ではなく、「神事」として行っているからです。

アクセスする世界が、通常の占いやリーディングとまったく違うわけです。

 

前世セッションの申込みの際、

「鑑定をよろしくお願いします」という方がいますが、

鑑定ではなく「神事」なので、よろしくお願いします。(^^;

 

鑑定は「人間」が、人間や物事を観るというイメージですが、

前世セッション(神伺い特別神事も)は、

神としてのミロク銀河鳳凰天尊(山田)が、

原則界や神仏界にアクセスして、メッセージを受けたり、

その視点から受講者の前世を俯瞰(ふかん)しているのです。

 

山田は神仏や神事にかかわる言葉の使い方には厳格なので、

受講される方も前世セッションの趣旨を認識していただいたうえで受けていただきたいとのことです。

 

山田の話です。

「『神は鏡のごとし』であり、

受講者が神事であると認識することで、

より前世セッションの内容の理解が進みます。

 

また『直霊の大神さまのメッセージ』も、

受講者の認識の度合いでメッセージ内容が微妙に違ってきます。

人間同士も相手の理解度・本気度で、

話す内容が違ってくるのと同様ですね」

 

また、すでに受講された方も、

そういう認識であらためてリーディング内容と解説を読んでいただきたいということです。

 

さて、講座においても、帝術・神術を伝授したり、

神仏をお呼びする時に格衣を着ているのは、

“演出”をねらっているわけではなくて(笑)、

お呼びする神仏への人間側としてのマナーなのです。

 

(本来は正式な装束が望ましいのですが、

一般向けの講座なので、神仏には略服でお許しいただいています)

 

そして、格衣を着るもう一つの理由は、

神仏が装束の袖のヒラヒラしたところを使って、

受講者に福徳・功徳をさしあげやすいからです。

装束をバサーッと動かす時に、いっしょに御力が出るのです。

 

昔の特別セッションで、

Fさんを神主、山田が審神者(サニワ)として神仏をお呼びしていた時、

最初は2人とも簡易の白い参拝着で行っていました。

 

ところがある時、来られた神仏はそれがご不満だったようで、

《袖のようなのはないのですか?》

とジェスチャーで示されたそうです。

 

そこで、格衣を買って、神仏をお呼びする時はそれを着用するようになりました。

 

そういう経験があって、神職の装束は単なる「儀礼」ではなく、

神事にとって重要な“アイテム”なのだとわかったということです。

 

神仏は装束の袖を使って祓い清めたり、福徳・功徳をくださいます。

天女神族はショール(羽衣)のようなひらひらの衣をまとっておられます。

あの“ヒラヒラ”で福徳をあげたり、清めたりする霊力があるわけです。

 

「物部神道の秘儀である十種の神宝(とくさのかむだから)」に、

「おろちのひれ、はちのひれ、くさぐさのもののひれ」

がありますが、あの「比礼(ひれ)」がそうです。

 

ひれとはヒラヒラした布のことです。

昔の人は、ひらひらした布に霊力があると感じたのでしょう。

振袖が長いのもダテではないのかもしれません。

 

山田の話です。

「講座で受講者に、原則界の神秘力や神仏の福徳・功徳を差し上げる際、

格衣の袖を『比礼』のようなイメージで、神言・真言とともにブワーッと、

本人と産土の守護曼荼羅のご存在たちに授けています」

 

現代でも、ハンカチを振ったり、野球の応援でタオルをぶんぶん振り回すのも、

人間の集合的無意識から自然と起きる行為なのかもしれませんね。

 

さて、メルマガ85号でご案内しましたように、

10月15日にコロナ禍2回目の講座開催が決定しました!

 

「一霊四魂との対話開運法」を直接指導しますので、

特に前世セッション受講者の方はふるってご参加ください。

 

山田の講座は「一期一会」であり、永遠のものではありませんので、

皆さまには受けられるうちに受けていただきたいと思っています。

元気でお会いしましょう。

 

東京都心のパワースポット「日枝神社」の山王鳥居。鳥居の両側はエスカレーターでラクラク参拝。
東京都心のパワースポット「日枝神社」の山王鳥居。鳥居の両側はエスカレーターでラクラク参拝。