9月15日に茨城県の筑波山神社、石岡市の常陸国総社宮と国分寺に日帰りで参拝してきました。
筑波山は日本神話の国生みの祖神イザナギノ大神・イザナミノ大神のおられる聖地です。
10月の講座で、鳳凰の国「日本」復活幽斎神事を行うにあたり、
鳳凰の国日本の復活には「新たな文明への国生みのご要請」が必要だということで、
そのウケヒ(誓約)をすることが目的でした。
最近になって、山田がウケヒの必要性を感じていた時に、
Oさんからも「イザナギノ大神さまは『もう一度国生みをしたい』とおっしゃられました」という話がありました。
そういうシンクロニシティもあって、筑波山神社に行くことにしたのです。
筑波山には四貴神(天照大御神、月読尊、スサノオノ尊、ヒルコノ尊)もいらっしゃいますし、
新しい国生みのウケヒをするには、関東ではここがいいだろうとなりました。
前日は残暑が厳しかったのですが、当日は曇り空でしのぎやすい天候でした。
自宅から筑波山まで車で約2時間です。
筑波山の中に入ると、山の空気はひんやりしていました。
中腹に鎮座する筑波山神社に久しぶりに参拝しました。
筑波山には今まで4回ほど来ていて、なじみ深い山です。
最初は20代前半、結婚前に山田と登った記憶が…。
若いから元気いっぱいで、麓から登って巨石群を探索した記憶があります。
その後は家族旅行で行ったり、直近は10年ほど前、ワンコ連れで来て、
ロープウェーに乗って、山頂から360度の景色を観た記憶は鮮明にあるものの、
肝心の筑波山神社に参拝した記憶がないのです…(^^;
筑波山神社にも少なくとも3回は来ているはずですが、
初めて参拝したみたいに、その威容と迫力に驚きました。
苔むして一段一段が高い石段をはうように登っていくと、
巨大な神鈴がまず目に入り、歴史を感じさせる神さびた社殿がドーンと鎮座しています。
全山がパワースポットであり、幽玄の趣もあり、
境内にいると気持ちいい風が吹いてきます。
11時に現地で待ちあわせていたOさんが、
「先生が来た途端に晴れ間が出た」と言います。
(重要なウケヒをするので、Oさんたちにも立ち会いをしていただきました)
拝殿で軽くお参りし、その後、拝殿の横のほうで山田がウケヒのお祈りをしました。
声は出さず、意念で行います。
筑波山をご開運する必要があるということで、
場所を変えて、拝殿を下ったところにある、ご神木の前の広場に行きました。
山田が「超次元の光」で、筑波山神社と筑波山全体をご開運しました。
久しぶりに、笏でタテとヨコに光を入れて、太一を貫く、
超次元世界の顕現神「天御光永遠大神さま、天御光永遠大御神さま」のご開運です。
さらに「鳳凰さまの降臨」という新しい展開があったのですが、
このブログでは書けないので、講座やCDで詳しくはお伝えします。
これでウケヒは成功しました。
「10月の講座では新バージョンでやれるね!」ということで、一同興奮しました。
次に、歩いて5分ほどの場所に隣接する大御堂(おおみどう)というお寺に行きました。
筑波山は神仏混交の修験の霊地なので、神社とお寺が混然一体となっていましたが、
明治の廃仏毀釈により、お寺の規模はだいぶ縮小されたようです。
大御堂の境内からはつくば市内が一望できます。
2020年に再建された新しいお堂で、
山田は「昔よりきれいになっている」と驚いていました。
ご本尊である千手千眼観世音菩薩さまの大きなお像(金色)が祀られています。
大御堂も(さきほどの神事で)ご開運されて、パワーアップしていました。
鳳凰さまの「陰のご存在」が十一面千手千眼観世音菩薩になります。
鳳凰の翼が“千手”に変化するわけです。
千手千眼観世音菩薩さまにごあいさつして、幽斎神事のバックアップをお願いしました。
山田は観音さまとテレパシーでいろいろ話をしたようです。
弘法大師空海が入山したという伝承もあり、
参道の階段の途中にある「祖師堂」には、弘法大師と開祖・徳一上人を祀っています。
筑波山にはヤマトタケルノ尊も来られていますし、
源頼朝も武将たちと筑波山神社に参拝しています。
歴史上名だたるメンバーがこの筑波山に来ているわけです。
筑波山門前のお店で昼食をとって、
次に石岡市総社に鎮座する常陸国総社宮に行きました。
この地域は昔の常陸国の中心地で国府があった場所です。
地図を見ると、実際、茨城県のちょうどど真ん中のあたりに位置しています。
総社宮はすでに筑波山でのご開運の効果が出ていたので、
現地でのご開運は必要ありませんでした。
主祭神はイザナギノ命ですが、
山田の話では隠れ神としてイザナミノ大神さまもおられるとのことです。
筑波山にはご夫婦神がおられるので、それも当然でしょう。
神社仏閣の由緒にはのっていなくても、
隠れ神・隠れ仏尊としておられることがよくあります。
総社なので、常陸国の主要な神々のほか、
スサノオノ尊、ニニギノ尊、オオミヤヒメノ尊、オオクニヌシノ神、フルノ大神など、
多くの神々が摂社末社にお祭りされています。
「神武天皇遥拝所」の左手に「アメノマヒトツノ命」と読める石碑があり、
どなたかなと思ったら、山田によれば「アラハバキノ大神威(オオカムイ)さまだ」ということでした。
境内には「ヤマトタケルノ尊腰掛岩」という大きな磐座もあります。
ヤマトタケルノ尊がそこから筑波山を遥拝したということです。
山田の話では、
常陸国は総社宮や筑波山を中心とする勢力圏(古き神々)と、
後から来た鹿島・香取という勢力圏(新しき神々)があり、2系統あるということです。
常陸国(現在の茨城県)は昔、大国であり、
「常世(とこよ)の国」とも称される憧れの聖地だったと、由来に書いています。
全国に55社が確認されている総社の中で、
唯一、創建以来絶えることなくお祭りを続けてきたのが、
この「常陸国総社宮」ということです。
長い歴史の中でそれを守り続けてきたのはたいへん素晴らしいことです。
そして、なんと、この日が年に一度の例大祭の初日だったのです!
それも、コロナ禍のため3年ぶりの開催とのことです。
昼間から行灯が参道にずらっと灯っているし、
神職や巫女さん方が忙し気に準備していて、
「今日は何かあるのかな?」と思ったら、
お祭りが今日からスタートするということでした。
この日は式典のみで、平日でもあり参拝者は多くはありませんでした。
式典のようすを観たかったのですが、開始までに時間がかかりそうなので、
次の国分寺に行きました。
常陸国分寺は車で5分ほどの近くにあります。
国分寺は奈良時代、聖武天皇の詔によって全国に建立されました。
ご本尊は薬師如来さまです。
現在、「国分寺・国分尼寺跡」ということで国の特別史跡として整備保存されていますが、
常駐のお寺ではないし、ややさびれて荒れた雰囲気がありました。
薬師堂の前で、山田が「超次元の光」で本堂と薬師堂をはじめ国分寺一帯をご開運しました。
これによって、埋没した仏尊さま方が力を取り戻していかれるでしょう。
これで私たちは帰ることにしましたが、
Oさんたちはもう少し残ってご開運したいとのことで、国分寺で別れました。
その後、彼らの活躍で国分寺の仏尊さま・ご存在たちがさらにご開運されたようです。
※今回の詳細は11月販売予定の新たなCD『国生みの秘儀と琵琶湖一帯のご開運』、
『光の神業秘録』80号をお楽しみに!