連日、危険な暑さが続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
この暑さでは外出も控えがちで、夏バテ、ブログのネタも尽き………(-_-;)
ということで、旧ホームページの記事を再掲させていただきます。<(_ _)>
(2017年8月の記事に加筆訂正しています)
お盆休みに入ったある日、久しぶりに築地本願寺(東京都中央区)に行きました。
うちの家族3人の「仏教宗旨の加護仏閣」でもあります。
※仏教宗旨の加護仏閣とは、
“本人のタマシイや前世との縁が深いご本尊さまや仏尊さまがおられる仏閣”を、
山田が仏尊さまに特別にお願いして、加護仏閣になっていただいたものです。
築地本願寺に向かう道は場外市場への観光・買い物客でいっぱいでした。
外国人の多さに驚かされます。
築地本願寺は浄土真宗本願寺派の寺院ですが、
外観はインドの建築様式の建物が特徴的で、
日本のお寺とは雰囲気がだいぶ違います。
中に入ると、豪華絢爛で黄金色に輝く中央にご本尊の阿弥陀如来さまがおられます。
(浄土真宗では阿弥陀如来のお姿が立像になっています。
ちなみに鎌倉大仏は阿弥陀如来坐像です)
お盆ということもあり参拝者が多く、行列に並んでお参りしました。
その後、左右に椅子席があるので、そこでゆっくりご祈願できます。
インドの太陽神スーリヤさまも(隠れ神として)おられるので、
それも意識してお参りします。
スーリヤさまは私の「陽の直霊の大神さま」ですので、とても親近感があります。
スーリヤさまはご本尊さま方とともにおられるというよりも、
築地本願寺の上空におられて、祈りに応じてシューッと降りてきてくださるイメージです。
建物の屋根に5本の塔があり、そのあたりから降りてこられるようです。
参拝後、早めのお昼にしようと築地市場に行ったのですが、人でだいぶ混雑しています。
市場内でお店をさがすのはあきらめて、
本願寺手前にある寿司屋に入りました。
(ちなみに、あの社長で有名です…)
ちょうど、すぐに入れて、ゆったりした店内でくつろぐことができました。
築地といえば、やはりマグロ!
ふだん、マグロ好きというほどではないのですが、
マグロづくしのメニューを注文したら、ホントに美味しいこと!
マグロの美味しさを初めて堪能できました。
職人さんたちのきびきびした仕事ぶりも、見ていて気持ちがいいものです。
たっぷりのお椀のお味噌汁も美味しかったです。
大満足して、次に御茶ノ水の神田明神に向かいました。
築地からは銀座経由の地下鉄で、15分ほどで着きます。
ちょうど納涼祭りが行われていて、
アニメのイベントや屋台もたくさん出ていて多くの人で賑わっていました。
江戸総鎮守の神田神社は山田の「自宅の鎮守神社」「職場の鎮守神社」でもあり、たびたびお参りしています。
正面で参拝の後は左手に回り、摂社、末社にも参拝します。
江戸最古の地主神である江戸神社(タケハヤスサノオノ命)と、
本殿背後の三宿金刀比羅神社(アメノミナカヌシノ命)は特に重要だということです。
合祀殿にはシオツチノオジノ神(アラハバキノ大神威さまのこと)や、
大鳥神社のヤマトタケルノミコトさまも祭られており、山田と何かと縁深い神田神社です。
次に、神田神社から道路をはさんで建つ史跡「湯島聖堂」に行きました。
徳川5代将軍綱吉によって建てられた孔子廟で、
後に江戸幕府が儒教の学校(昌平坂学問所)として運営します。
「日本の学校教育発祥の地」とされます。
黒々とした大きな堂宇で、中国風の建造物です。
屋根にはしゃちほこのような形をした龍の飾りが見えます。
本来は孔子を祀る霊廟ですが、神気や宗教的雰囲気は感じられません。
※2022年から時々長崎に帰省したおり、孔子廟や中国風のお寺を多く観る機会がありました。
長崎の孔子廟はもっと色とりどり、派手な装飾で、中国色の強い宗教的な建物です。
それに比べると湯島聖堂は渋くて、黒を基調としていて、日本風の「学校」という感じです。
同じ孔子廟でも雰囲気がまったく違うのがおもしろいです。
さらに、次に行ったのはそこから5分ほど歩いたところにあるニコライ堂です。
正式には日本ハリストス正教会教団「東京復活大聖堂」で、正教(ギリシャ正教)の流れです。
グリーンのドーム屋根が印象的な美しい教会です。
ニコライ堂には私は初めて拝観しましたが、
2015年、ここで山田が「天帝の杖」にマイトレーヤ・イエス(イエス・キリスト)さまを通して、
「黄金の十字架」の力をいただいたそうです。
内部の正面上部に装飾の美しい十字架がありますが、
その十字架の力をいただいたとの話です(『秘録』51号)。
山田の話です。
「東京復活大聖堂教会での幽斎神事は、
マイトレーヤ・イエスさまから、『ニコライ堂に来てほしい』
とのメッセージを受けて行いました。
私自身、ニコライ堂での幽斎神事はとても手応えがありました。
その後の西洋の神仏・天使のご開運と、東洋と西洋の大調和に発展しました」
ハリストス正教会の十字架はカトリックの十字と違う形をしています。
イエスがはりつけにされた十字架の形だと、ガイドさんが解説していました。
キリスト教にはローマカトリック、プロテスタント、正教会、聖公会など諸派ありますが、
正教会(ギリシャ正教、東方正教会)は初代の教会の伝統を受け継いでいて、古い形が残っているとの話です。
山田の話です。
「現代ロシアでのロシア正教の堕落ぶりは本当に悲しいですね。
ロシア正教のキリル総主教がウクライナ戦争を支持しており、
多くのロシア国民もウクライナ戦争を支持する要因の1つになっています。
宗教は国家権力とむすびつくと、確実に堕落してしまいます。
だからこそ、近代国家では政教分離を唱えているわけです」
こうして、半日ほどの小旅行で、
「仏教、神道、儒教、キリスト教」の聖地をコンパクトに巡ることができました。(^O^)/
その夜、山田家の食卓で、
「今日いろいろ行った中で、どこがよかった?」
という山田の質問に、迷わず答えました。
「すしざんまい!」
(追記)先日、宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を観てきました。
世間では評価が割れているとのことですが、私は、
おもしろかったです!
あのアンティークな世界観が好きです!(^^)