メルマガでお伝えしましたように、8月末をもって有限会社から個人事業に移行することにいたしました。
昨年から税理士の先生とも相談しながら、8月決算なので、この機に法人を整理することにしました。
ふりかえりますと、山田は1992年から個人事業(ライフクリエート研究所)をスタートしました。
最初は住まいの団地の1室から始まりました。
本の執筆と、外部でのセミナーや個人カウンセリングを精力的にこなしました。
数年後、成増に念願の個人事務所を構えました。
初期のさまざまな神秘体験があり、神業ツアーも始めました。
2年後、同じビルのもう少し広い部屋に移りました。
(この頃は初期の会員さん方が出入りして、活発に神業に励んでいた時期です)
1998年8月、スサノオノ尊のワケミタマをいただきました。
事務所が手狭になったので、駅北口のマンションに引っ越しました。
初期の特別セッションを遅くまで行っていた時期です。
事業が拡大してきたので、2000年、「有限会社メンタルサイエンス」を設立しました。
会員数が増え、講座受講者も多くなってきました。
ここに2年ほどいましたが、居住用マンションの制約があり、
次の事務所をさがすことになりました。
同時に、講座が増えて毎回会場を手配することがたいへんになっていました。
そこで、専用のセミナールームが必要になり、
2001年4月、Dビルに「セミナールーム」をもつことができました。
その後、となりのSビルの最上階に、2001年8月、事務所を移転しました。
引っ越し作業の後、新たな結界をはる神事をしたようすはよく憶えています。
山田とFさんが、流れるように次々に神仏を配置して、あらたな結界をはっていきました。
引っ越しに際して、「地天泰 鳳凰が群れをなして舞い降りる」という易卦が出ました。
その時は一種の“比喩”と思ったのですが、
20年後、まさにその通りの展開になるとは思いませんでした(笑)。
(山田本人が鳳凰のタマシイだとか、鳳凰さま方が大挙して降臨することになるとは…)
そこからの20年は怒涛の展開でした(省略…)。
事業もさらに拡大し、講座は満員御礼、キャンセル待ちが続きました。
(できるだけ多くの方に受講いただけるよう苦心しました)
ある時期から、講座開始前に受講者の入場待ちの長い行列ができるようになり、
ありがたい反面、主催者として相当にプレッシャーを感じたものです…(-_-;)。
山田は還暦を過ぎるまでは、体調に気を付けながらがんばってきましたが、
体力の低下や不調を考慮し、余力のあるうちに次のステップへ移行する決断をしました。
半年ほどかけて準備をし、2020年2月をもって事務所を閉じ、セミリタイアを宣言しました。
新型コロナの世界的流行が始まったのが2020年1月頃で、
2月に引っ越し、その後の2年間はコロナ禍で講座どころではない状態でしたから、
グッドタイミングでの撤退になりました。
余談ですが、会社に出入りしていた業者さんと1年後にお会いした時に、
「山田先生があのタイミングで事務所をたたまれたのは、スゴイなと思いました!」
と感嘆されていました。
その方の話ではもう一人、同時期に撤退した事業家がいて、
その人もコロナ禍の影響を受けなかったと話していました。
山田の話です。
「セミリタイアを決めた際、半年後に新型コロナウイルスのパンデミックが起きるとは思いませんでした。
タイミングがよかったので、パンデミックの影響をあまり受けずに済みました。
何事もタイミングが大切ですね。
日頃、タイミングの重要性を話していただけに、自分がその見本を示すことができて、ホッとしました」
あれから3年たち、山田は現在も無理しないペースで、生き甲斐である仕事を続けています。
(半養生、半仕事のような生活です)
山田の話です。
「日頃は前世セッションや新・特別セッションとともに、
私の天命の1つである『宇宙意識の語り部』に関する仕事を行っています。
形になった段階で、お知らせしたいと思っています」
だれでもそうですが、年齢をかさねていくと、けがや病気の不安が出てきます。
また、高齢の親の急変や介護で、長期に帰省する事態もあるでしょう。
今回法人をたたむのは、今後のさまざまな人生のリスクに対応するために、
事務的、社会的負担をへらし、身軽にしておきたいというのが大きいです。
9月から、個人事業として再スタートをきりますが、
会員さんにとってはほぼ従来のとおりで、今後も可能な範囲で講座も開催していく所存です。
今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。