メルマガ114号でご紹介した体験談で、
箱根の九頭龍神社で、山田にメッセージを言付かったという会員さんの話を紹介しています。
その中で、「芦ノ湖には(埼玉県の)見沼におられた龍神さま方が複数おられるようで、
“いつもありがとうございます”というお礼がたくさん送られて来ました」
という話があります。
見沼のご開運をしたのは初期(2000年頃)の神業です。
さいたま市に鎮座する武蔵国一の宮・氷川神社と氷川女體(にょたい)神社一帯には、
昔、芦ノ湖の2倍もある広大な見沼(御沼)がありました。
見沼は氷川女體神社の神池であり、古代は磐船祭という重要な神事が執り行われていました。
江戸時代の1727年、8代将軍徳川吉宗の「享保の改革」の一環として見沼の干拓が始まります。
(前世リーディングでも、見沼の埋め立て工事にかかわったという人が何人かおられます)
その際、開拓責任者の夢枕に龍神が立ち、
『汝に心があるならば、埋め立てをやめてほしい』と懇願した、という話があります。
しかし、見沼は埋め立てられ、現在は見沼たんぼとして名残をとどめるだけになりました。
開発と自然破壊は表裏一体です。
その過程で、見沼におられたたくさんの神仏や龍神さま方が埋没しました。
中には怒った龍神さまやご存在もおられ、
それらのご存在を言(こと)向け和(やわ)し、ご開運したのです。
棲み処を失った龍神さまたちは、箱根の芦ノ湖や日光中禅寺湖、富士五湖など周辺に移動していただいたそうです。
芦ノ湖にも複数の龍神さまが見沼から移られ、
ご開運されたことをいまでも恩に感じてくださっていること、
人間としてもたいへんありがたいことだと思います。
神仏は義理堅いのです。
人間が忘れてしまっていても、神仏は憶えていて、いろいろしてくださることも多いのです。
さて、最近いただいたメールで次のようなご質問がありました。
「光の大龍神さまや、ミロクククリヒメノ大神さまのご神体の伝授をしていただけないですか?」
それに対して、山田から次のようにお答えいたしました。
「光の大龍神さま、ククリヒメノ大神さまのご神体伝授は、今後行わない予定です。
この2つの神術については“伝授でおしまい”ではなく、
何度か繰り返し指導することが必要ですが、今後の講座の開催頻度では無理だからです。
神術の伝授はその当時、必要だったからこそであり、
今は多くの人に伝授してやってもらう時期ではありません。
見よう見まねで自己流で行わないようにしてください。
伝授された2大帝術を十分に活用してください。
(※2大帝術とは、時空ご開運の帝術と、原則界の光のマニ宝珠の大神さま)
私がさまざまな神術を伝授しなくなった理由の1つは、
会員さんにもっと“内なる自己”と向き合い、内なる自己のレベルアップをはかってもらいたいからです。
内なるレベルアップが開運の近道なのです」
光の大龍神さまの神術は、本人に“伝授”したというよりも、
神仏と山田との「契約」によって、山田の直霊の大神さま配下の光の大龍神さま方や、
神業・原則界業のグループの神仏の配下の光の大龍神さま方が、“ご好意で”動いてくださるということです。
これは、光の大龍神さまの活用法の講座を受けた人だけ有効です。
龍神さまといってもいろいろな存在がいます。
大事なのは「光の大龍神」と設定していることです。
光の地球にするために活動するという志で行っているわけです。
ヨコシマな動機の人のもとには光の大龍神さまは行かない、動かない契約だということです。
ただし、光の大龍神さまの神術やご開運神業をがんばっても、
それ自体は自分の“内なる成長”にはなりません。
外の神仏にばかりに心を向けても、本人の心や霊的成長につながらないということです。
内なる成長には「自神拝、一霊四魂との対話」が必要だと山田は強調しています。
「重要なことは内と外のバランスです。
バランスを考えながら、日常生活において神術・帝術を活用することです」
秘録44号に次のようにありました。
「人間は本来、肉体という社(やしろ)に、神性(一霊四魂)が鎮座する“人社(じんじゃ)”です。
自神拝は内なる神を拝み、自分が人社であると自覚し、周囲を照らす光を発する人間になることです」
この自神拝(自霊拝)は山田が30年以上前から提唱していますが、今でも重要性は変わっていません。
※光の大龍神さまや龍神さまとのコンタクトについては、『秘録』0号に詳しく書いています。