4月上旬のある日、東京都港区に鎮座する愛宕(あたご)神社に初めて参拝しました。
愛宕神社の主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)さまです。
私の“陽の直霊の大神さま”がホムスビノ大神さまで、
昨年、新特別セッションを受けた際に、
「直霊の大神さまに縁ある神社は東京都港区の愛宕神社」
と教えていただいたものの、まだ参拝していなかったのです。
(私の場合、陽の直霊の大神さまがバージョンアップした存在がスーリヤさまです)
そこで、誕生日も近いので、まだ参拝したことのない愛宕神社に行くことにしました。
愛宕神社は港区愛宕1丁目、愛宕山(標高26メートル)の山頂に鎮座します。
愛宕山は東京23区内では一番高い山だそうです。
山ですから、長い急な参道があります。
有名な「出世の石段」(男坂)と、少しゆるやかな女坂があります。
10年前なら果敢に上るところですが、
シニア世代なので大事をとって、エレベーターで山頂まで登りました(笑)。
※裏手にエレベーターがあるのを事前にチェックしました。
エレベーターでラクラク山頂まで上がっていくと、
NHK放送博物館入口の広場があり、向かい側に愛宕神社が鎮座していました。
都心のオフィス街の真ん中に、これほど緑豊かで閑静な場所があるのが驚きです。
まさに都会のオアシスのようなスポットです。
愛宕神社の社殿は立派で境内は整備され、参拝客で賑わっていました。
都心の神社らしく全体的に清潔感があり、小粋な茶店も併設されています。
愛宕神社の創建は1603年、徳川家康公の命により、
家康が信仰した勝軍地蔵菩薩を勧請し創建されました。
主神 火産霊命〈火の神〉
配祀 罔象女命(みずはのめのみこと)〈水の神〉
大山祇命(おおやまづみのみこと)〈山の神〉
日本武尊(やまとたけるのみこと)〈武徳の神〉
摂社・末社 太郎坊神社(猿田彦神)、福寿稲荷神社(宇迦御魂神)、
弁財天社(市杵島姫命)、恵比寿大黒社(大国主命、事代主命)
そのご神徳は、「火に関するもの・防火・防災、印刷・コンピュータ関係、商売繁昌、恋愛、結婚、縁結び」とされます。
ちなみに、全国に900社ある愛宕神社の総本宮は、京都市右京区の愛宕神社になります。
山田の話です。
「神道ではホノカグツチノ大神とホムスビノ大神は同じ神だとされていますが、
火の神グループとして系統は同じでも、別神です。
ホムスビノ大神さまは特に産霊(ムスビ)の力が強い神さまです」
愛宕神社はビジネス街にあるので、参拝客はビジネスマンや近隣で働く若い人々が多い印象で、前向きな気を感じました。
いわゆる「厄除け」や「病気平癒」の神社ではなく、
人生を切り開いていく、勝負する、良縁結び、繁栄するという方向性なので、雰囲気は明るいです。
拝殿でお参りした後、
「誕生日が近いので、ホムスビノ大神さまにメッセージをお願いいたします」
と、山田にお願いしました。
山田が愛宕神社の火産霊大神さまと交流して、次のようなことを伝えてくれました。
火産霊大神さまのご神徳には、「心の火」というのがあるのだそうです。
心の火とは「勇気」です。
《人生には勇気が必要です。
今後の人生において、勇気が必要なときには、
火産霊大神を意識したり、不動明王を意識するといいですよ》
山田の話です。
「長年、開運カウンセリングをしていて、現在の悪い環境から抜け出さない人たちがいました。
抜け出せない理由として、さまざまな言い訳をしますが、
要は今の環境から脱する“勇気”がないのです。
悪い環境から抜け出して、開運人生に向かうには、
エイヤッ!と思いきって、行動する勇気が必要なのです。
神仏も、《人間が開運するには智慧と勇気が必要だ》といわれています」
(♪人生、勇気が必要だ~~ ←これが歌える人は同世代 笑)
《不動明王は私・火産霊大神の化身です。
不動明王を念じる際に、直霊の大神である火産霊大神にも心を向けてください》
ホムスビノ大神さまの「心の火」、不動明王さまの「不動心」が、
人生を歩み、時には困難を突破する力になるということです。
また、火産霊大神さまも「ムスビの神」です。
私の産土の大神さまである足魂産霊(タルタマムスビノ)大神さまも「ムスビの神」です。
《あなたは人生の指針として、“ムスビ”を意識することです》
ムスビとは、人と人とのムスビもそうだし、
なにかをムスビあわせて新たなアイデアを産むとか、
ムスビのはたらきはいろいろあります。
十種(とくさ)の神宝のご神徳に、「足玉(たるたま)」があります。
足玉は足産霊(たるむすびの)大神のもつ玉で、円満具足の調和力をあらわします。
玉(魂)の力をもつ神は豊玉姫大神、玉依姫大神をはじめ女神が多く、女神は調和の力が強いのです。
ムスビと調和のはたらきを意識して、今後生きなさいということでしょう。
(私の役割もまさに、ムスビと調和が求められる仕事です)
さて、私の自宅の鎮守神社(敷島神社)のご祭神がミズハノメノ大神さま(水の神)、
ウカノミタマノ大神さま、コノハナサクヤヒメノ大神さまで、
富士塚にはオオヤマヅミノ大神さまもおられるので、
愛宕神社とご祭神がけっこう重なるなあと思いました。
愛宕神社が「火の神」で、敷島神社が「水の神」で、
やはり私にとって陰陽補完関係になるそうです。
また、私の直近の前世で江戸にいたので、この愛宕神社にも参拝していたようです。
前世から縁ある場所だったのです。
愛宕神社のホムスビノ大神さまは最後に、
《関東でのいろいろなことを観ているから、時々は来なさい》
とおっしゃっていただき、新たな守護神社になってくださいました。
帰りはNHK放送博物館を見学し (無料!)、帰路につきました。