前編からの続きです。
ソフィーのその後についての質問が終わってから、
山田がふと気づいたように言いました。
「神猫グループも講座に参加しているようだね」
光の白狐神さまは精霊界では上位の存在なので、
犬だけでなくて、猫のグループも配下(ご眷属)にいるそうです。
そして、神猫グループは今年になってから参加しているようだと言います。
だんだん段階を追ってということで、これも精霊界のご開運が進んできている一端なのでしょう。
また、神犬の場合は神さまのほうに従属していることが多くて、
神猫の場合は仏さまのほうにつく感じがあるそうです。
ミロク北辰の大神さまのメッセージです。
《神猫たちは動物霊界や精霊界の存在たちに、「新たな時代がきたこと」を自分なりに伝えています。
神犬たちは神仏の使いとして、運び物を持って行ったり、御文(メッセージ)を伝達しています。
神猫たちはある程度自由に行動し、神犬たちは神仏に忠実に仕えていると考えればよいでしょう》
犬や猫が生きている時の人間とのつきあい方が、霊界でも似ているのがおもしろいですね。
最初は私たちとの縁で、神犬グループが精霊界のご開運に参加することになったのですが、
だんだん神猫のグループも来られるようになったわけです。
《人間と暮らしていた犬や猫は、自然界の「動物界」とはまた違う「ペット界」というのか、
人間界と動物界の中間くらいにそういう世界がある》
ペットになった犬や猫は人間とかかわることで感情が豊かになり、言葉も理解するし、知性も上がります。
人間といっしょに神社仏閣に行ったり、人間の信仰心の影響を受けて、神仏とも身近にかかわります。
そういう人間社会に慣れた犬猫がたまに、輪廻転生して人間になることもあるみたいです。
完全な野生の動物から人間に転生することはほとんどないようです。
Q. 動物の場合、一霊四魂はなくて荒魂(アラミタマ)だけということですが、
ペットの“個性としてのタマシイの寿命”はどのくらいあるのでしょうか?
《動物の個としてのタマシイの寿命は、数十年から数百年くらいである》
その後は、犬なら犬の大きな霊的エネルギー体の中に吸収されます。
そこで個としての寿命は終わって、新たなタマシイが生まれます。
《人間の場合は、個の存在としては5万年~7万年くらいの寿命のタマシイが多い》
(偉大なるヒマラヤの世界同胞会の)七大聖仙のようなレベルの高いタマシイは寿命を超えた存在ですが、
普通の人間はタマシイの大きさで寿命が決まるみたいです。
タマシイが大きいと寿命も長いということです。
動物は死んでから数十年で、大きいタマシイに吸収されることが多いようです。
それは“自我”が弱いからです。
「自己」という認識が弱いのです。
イルカやクジラなど頭の良い動物、自分を自分と認識できる動物のほうが、
タマシイの寿命が長いようです。
自我の強さとタマシイの大きさによって決まるともいえます。
(神犬や神猫になると、タマシイの寿命は飛躍的に伸びるということです)
ペットの場合は自分の名前があるので、同じ動物でも自我の意識が強くなります。
普通のペットの、個としてのタマシイの寿命が数百年とすると、
その中でふたたび犬(猫)として生まれ変わることはあります。
Q.会員の飼っていたペット(犬、猫)で、神さまのお使いをすることになった仔はいますか?
《いる。神犬グループ、神猫グループに入っている仔もいる。
飼い主が講座に参加していると、そういう仔も講座に参加している》
数頭はいるみたいです。
飼い主の意識が大事だということです。
飼い主が、自分が成長しようと思っていると、ペットにもその影響がいくのです。
Q. 精霊界のご開運の進展はどうですか?
《精霊界にはいっぺんではなく、じわじわとよい影響が出ている。
4分の1くらいは良い影響が出ている》
精霊界は精霊の数量が圧倒的に多いのです。
人間界は数十億人の世界ですが、虫の世界は兆の単位です。
精霊界は明るくなってきているけれど、それ以上に人間による環境破壊が激しいのです。
Q. 今、全国的に野生動物が増えて、人間の生活圏をおびやかしていますが。
《人間が自然界を侵しているからだ。
前は里山とかクッションがあった。
人間がどんどん侵入して、直になっているので、そうなっている。
人間たちが自分の領分を守る必要がある》
山に入って襲われたというのも、もともと山は動物の生きる領域です。
そういうところに人間が入り込んだので、当然反撃を受けるわけです。
《そもそも、人間の人口が多すぎる。
地球の規模からすると、20億人くらいなら住み分けができるが、
今のように80億では多すぎるのだ》
大霊界の光明化は着実に進んできていますが、
精霊界のご開運に関してはまだ道のりは長いようです。
終了後、ミロク北辰の大神さまから私に意外なメッセージがありました。
《大霊界のことやいろいろなことを、これからも聞いてもいいですよ》
というよりも、聞いてほしいみたいです。
(大霊界の実相を)わかってほしいということです。
文書にして残してほしいそうです。
ということで、今後も折にふれて、学びの深まるご質問を考えていきたいと思っています。